IB生に開かれた多様な入試
我が国の大学入学者選抜における取扱い
国際バカロレア資格を有する者は、我が国の大学への入学資格が認められます。大学に入学するためには、大学入学志願者が個々の大学の入学者選抜を経ることとされており、当該選抜を経た者に入学が許可されることになっています。出願要件などは、大学ごとに多少異なりますが、国際バカロレア資格取得者等についても、多くの大学でAO入試や帰国子女特別選抜等の出願資格の一つとして募集要項に明記されており、所定の要件を満たす場合には、この制度により大学入試を受験することが可能です。その際、国際バカロレアのスコアとともに、必要に応じ、小論文、面接などを総合して選抜を行っている例が見られます。
また、教育再生実行会議第四次提言「高等学校教育と大学教育との接続・大学入学者選抜の在り方について」(平成25年10月)においては、「大学は、入学者選抜において国際バカロレア資格及びその成績の積極的な活用を図る。国は、そのために必要な支援を行うとともに、各大学の判断による活用を促進する。」とされています。こうした動きも受けて、近年、我が国の大学において国際バカロレアのスコア等を活用した入学者選抜を積極的に導入又は更に拡大する動きが広がっています。
【国際バカロレアの大学入試における活用について】
海外の大学入学者選抜における取扱い
国際バカロレア資格は、国際的に通用する大学入学資格として、国ごとに具体的な取扱いは異なるものの、世界の多くの国々の大学において、大学入学資格として幅広く受け入れられています。
また、海外の大学入学者選抜に当たっては、国際バカロレアのスコアが広く活用されています。例えば、英国の大学では、中央機関(UCAS)が国際バカロレアや英国の共通試験であるAレベル等のスコアの統一的な換算表を作成し、各大学が国際バカロレアのスコアを入学オファー等を行う際の目安として活用しています。
一方、米国の大学では、共通試験(SAT等)や高校の成績等を総合的に評価して入学者選抜を行っていますが、選抜制の高い大学等において、国際バカロレアの履修を推奨又は積極的に考慮するケースも多く見られます。
なお、海外の大学においては、例えば国際バカロレアの上級レベル科目(HL)において一定の得点を取得した生徒に対して、当該科目に相当する一部科目について、入学後の履修免除(単位認定)等の特典を付与するケースも多く見られます。
海外大学進学情報一覧(2025年12月時点
日本における国際バカロレアを活用した大学入試が可能な大学
令和7年1月時点、我が国の大学における国際バカロレアのスコア等を活用した大学入学者選抜の実施状況は、以下のとおりです。(作成者:国際バカロレア(IB)の教育効果等に関する調査研究チーム)
①国際バカロレアを活用した大学入学者選抜一覧
※下記窓枠に表示されている大学一覧は、
国際バカロレアを活用した大学入学者選抜例一覧(
②国際バカロレアを活用した大学一覧(調査研究チームによる統一フォーム)
<ご利用手順>
1)下記画像をクリック→ 各大学の詳細情報一覧が表示されます。
2)ご覧になりたい大学名をクリック→ 各大学の詳細情報(PDF)が表示されます。
大学でのIB生の受け入れ
IB生の受入れ方法は、大学によって様々です。全学部でIB入試を実施している大学もあれば、一般選抜や総合型選抜など複数の入試でIB生を受け入れている大学もあります。各大学の入試担当者や教員が、入試形態、受入学部、アドミッションポリシー、IB生に期待する強みなどを紹介します。
IB修了生の大学進学事例
IBers Japanは、日本のIB修了生が集うコミュニティです。メンバーは、自らの経験を次世代のIB生に伝えたいという思いから、ボランティアで本記事を寄稿しました。IB入試・一般選抜・総合型選抜などを経て大学に進学した修了生が、受験プロセスや努力したこと、大学での学びやIBのスキルが活きた場面、今後の目標を語っています。
