MYP(Middle Years Programme)
MYP(ミドル・イヤーズ・プログラム)とは
MYP(Middle Years Programme)は原則として11歳~16歳までを対象としており、青少年に、これまでの学習と社会のつながりを学ばせるプログラムです。どのような言語でも提供可能です。
MYPでは、以下の8教科を学習します。全ての生徒が5年のプログラム期間にわたってこれらの教科に取り組みます。
- 言語と文学
- 言語の習得
- 個人と社会
- 理科
- 数学
- 芸術
- 保健体育
- デザイン
8教科は従来の教科を越えた「相互作用のエリア」(AOI:areas of interaction)である以下5分野と関連しており、PYPの横断的テーマと似た形で人間の共通性に焦点を当てています。この「相互作用のエリア」は、全教科に共通して適用され、生徒が、各教科を他の教科や実社会とは関連性のないものとして孤立的に捉えるのではなく、教科内容と実社会との関連性に対して認識を高められるよう働きかけることを目的としています。
学習の方法(approaches to learning)
コミュニティーと奉仕活動
人間の創造性
多様な環境
保健教育と社会性の教育
これらを通じて、MYPでは、知識を統合された総体的なものとして示し、生徒がより広く、より複雑なグローバルな課題に対する認識を高めることが期待されています。
MYPについてより詳しく理解を深められたい方は、こちらのIB公式ホームページ ”Resources for School in Japan”の“MYP Guide”の項にある公式ガイドブックをご覧ください。