概要・ミッション
概要・ミッション
文部科学省IB教育推進コンソーシアムは、日本における国際バカロレアの普及を目的として、2018年5月に文部科学省からの委託を受けて設立されました。
文部科学省IB教育推進コンソーシアムは、以下の4つの事業を運営します。
(1)コンソーシアム体制整備
国内のIB認定校、IB導入を検討している団体、IB修了生の受け入れ主体(大学・企業等)が有するニーズや課題、好事例等を集約する場として「関係者別連絡会」を開催し、それぞれが抱える課題や好事例等を共有し、協働的に解決できる場として「代表者協議会」を開催する。これらのネットワークを構築し、国内における円滑なIBの普及・促進を図るため、コンソーシアムを運営する。
また、国内において持続的にIBの普及・促進施策が展開されるよう、自立的なコンソーシアムの運営に向けて必要な方策に関しても検討を行う。
(2)国際バカロレアの好事例の波及、導入を検討する学校等への支援業務
教育段階や地域バランスを考慮し、コンソーシアム構成機関からIB教育アドバイザーを選任する。また、アドバイザーと連携して以下の支援業務を行う。
広く国内の学校に対して、IBに特徴的な教育手法や事例等をまとめ、学校が既存の教育に取り入れることができるよう、情報発信を行う。
IB導入に関心を有する学校、教育委員会等に対しては、国内固有の課題(学習指導要領との両立等)に重点を置きつつ、IB認定に向けた手続等に関するマニュアルを整備し、助言や情報発信を行う。
IBを活用した大学入試を実施している大学の事例等の情報発信を行い、国内大学におけるIBの認知・内容理解の促進を図る。
IB認定校においても持続的にIB教育が発展されるよう、助言等を行う。
(3)プラットフォームの構築・運営業務
広く国内におけるIBの認知・内容理解を促進し、コンソーシアムの関係者間での効果的な情報共有が行われるよう、プラットフォーム(WEBサイト等)の構築を行う。
また、メールマガジンやSNSでの情報発信を行い、構築したプラットフォームが効果的に活用されるように運営する。
(4)シンポジウム等の開催業務
IB教育の意義について社会発信を行うためのシンポジウムを開催し、国内におけるIBの認知・内容理解の促進を図る。また、IBに特徴的な教育手法や事例等を情報共有するためのセミナーを開催し、学校現場での活用方法の普及や、大学関係者へのIBの理解の促進を図る。