IBワークショップ(WS)

ワークショップ(WS)とは、国際バカロレアにおける教員研修のことであり、WSのセッションに参加すると、研修参加認定証が授与されます。WSの形式はオンライン、対面、グループセッションといった形式があります。WSは研修レベルにより、3つのカテゴリーに分けられ、IBに対する理解度向上と認定プロセスに合わせて、必要なWSを受講していく必要があります。

  • カテゴリー1

    申請を決めた学校向けに、専門的能力や支援を提供するものです。原則として、このWSを受講すれば、IBの教育者としての資格が付与されます。

  • カテゴリー2

    経験のあるIB教育者向けに、プログラムの実施に焦点を当てたフォーラムを提供するものです。

  • カテゴリー3

    経験のあるIB教育者向けに、専門的な能力を構成・強化するためのフォーラムを提供するものです。

IB候補校申請前には、まず校長等の学校管理者は、必ずIBカテゴリー1ワークショップに参加し、IBプログラムと認定プロセスを理解することが求められます。その後、認定を決める確認訪問の前には、学校の教員とIBコーディネーターになる者も必要なワークショップを受講する必要があります。

ワークショップ(WS)の種類(例:DPの対面式WS:IBOホームページ参照

ワークショップ

【学校管理者対象のWS】

  • Administrators(アドミニストレーター):人事や予算など、学校経営を担う人を対象として、IBの理 念や学校内の協働方法などについて学びます。
  • Coordination(コーディネーション):IBに関する全ての調整実務を担当するコーディネーターの育成を行います。

【教職員対象のWS】

  • 教科別WS:1~6の各グループの全ての教科のほか、EE・TOK・CASの3要件についてのWSが用意されています。自ら担当する教科のWS(カテゴリー1)を修了すれば、IB教員の資格を得ることが出来ます。なお、科目内容が改訂されるごとに受講する必要があります。

タイムテーブル例

文部科学省発行:国際バカロレア認定のための手引き(ディプロマ・プログラム編)(はじめに~第4章)2019_03更新版より抜粋

WS参加手順

国際バカロレア機構のHPから申込む(SGDシンガポールドルを電子送金)。

※登録費用等の詳細は上記HPをご確認ください。
※開催地までの交通費、宿泊費は参加者負担。